2012年11月4日日曜日

感想文

少女セクト OVA。同僚さんがワンコインちょっとで買えたから、とかで頂いた。星川銀座四丁目の人の書いていた作品の OVA。
まあ面白かったと思う。原作に無理やり合わせるためにおかしくなってる部分とかあったけど…逆に原作とわざわざ話変えて何でやねんみたいな部分もあったけど…あの原作から OVA として時系列にそって構築しなおすのは大変そうだし仕方ないね。


少女セクト。二巻で完結。上記の原作。なんかそれなりに有名な作品らしい…何故か成年コミックの表記はないけれど中身はそれ相応なので

一巻は、最終話を除けば毎回フォーカスあたるキャラが変わるというか、読みきりみたいになってる。微妙に伏線らしきものもはってあるけれど。OVA で結末知ってるのでアアッみたいになった。

二巻からは主人公とその取り巻き(酷い物いいだな)中心になるのでここからが本番なのかなあ。割と話が強引に進む感はある。
いきなり先生が急に途中退場する…結局病名ははっきりと書かれてないけど、低体温っぽいことが作中で描かれてたから、桃子さんのいうとおり糖尿なのかなあ。
しかし Diana のセッションとかヤバイ…これは事実上二度目の告白だと思うんだけれど、桃子さんもそれを分かってるような感じなのに、ここではスルー。ガード固い…と見せかけて、ホワイトデーの話では一悶着あった末に指輪を返すあたりがいいですね…という理解でいいんだろうか…何を「張った」のか理解が難しい。
Diana は続きの Remember Diana という曲があって、その辺知ってると先の展開が不安になったりしたかも知れないけれど、OVA で結末知ってたので特になし。OVA 先みたの失敗だったかなあ…ちなみに Remember Diana は歌い方やけくそ気味な失恋ソング。
反省房のシーンは OVA より原作のほうがよかったというか、何で OVA は弱気になってる藩田さんカットするんだよ、とんだイディオットだ!クソめ!と思った。
あと消火器はヤバイ。
after と epilogue は大変良かったけれど、この epilogue はちゃんと連載時掲載されたんだろうか…

まあ評判通りの面白さだったと思う。


ゆびさきミルクティー 10 巻。最終巻。ゆびさきミルクティーはずっと好きだったのに長期休載にはいってしまって、もうダメかと思ったら連載再開して無事完結した…んだけれど、思い入れが強すぎて最終巻読めずにいた。ついに買って読んでしまった。
変態しか出てこない漫画、みたいな風に読んでると、この幕の引き方は分からないよなあと思った。由紀は常に自身やひだりが成長することに否定的なのに対して、ひだりは水面に負けたくない、近づきたいしなんなら追い越したいために、兎に角背伸びに背伸びを繰り返して、最後はひだりの努力に由紀が負けて、ひだりが報われたり、ユキが消えてしまったりした結果、微妙にすれ違っておしまいという、ハッピーともバッドともいえない引き。
眼鏡かけてたのは水面を意識してたってことがいいたかったのあなあ。もう負けてるのに、勝者にこれでもかと対抗される水面さん…
まあでもそれだけじゃなくて、左の親父さん視点、保護者視点での子供の成長についても描かれてて、丁寧だなあと思った。そういえば家出したりしてたな…アレ、そういえばお姉さんとの関係のその後は描かれず終わっちゃったのか。というか最終巻は本当にダッシュで作品終わらせにいってるな…あと一巻くらいあってよかったんじゃないのかなああーでも実際打ち切りに近いなんかの事情があったとかかなあ…うーん残念。

とりあえず最後の最後まで水面さんが不憫だった…けどまあこうなることは分かっていたというか、一巻からもう決まってたわけだしウーン…
面白い漫画だった。なんかまたちょっとどうかしてる感じのを描いてるっぽいので、そのうち読もう。
総括すると、水面さんが好きでした。

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