2013年2月27日水曜日

読書感想文

9 時ぐらいから日付変わるくらいまでの間、気が付いたら寝てしまっていた。ガチ引きこもり生活をしてたところ、久しぶりに外出というかぶらぶら歩き回ったりしたので単純に疲れたんだと思う。というか体力落ちすぎ…仕方ないけれど。

閑話休題。どなたかに乞食リストから本を四冊贈って頂けました。ありがとうございますありがとうございます…

dolce。due もそうだけれど、ページ数短いのが多くて、矢張り短くてかつ面白い話ってなかなか難しいものなので、こんなもんかなあ…という感じは少しする。まあカワイイを読むものなのだと割り切れば、それはそれで。
百合原明先生の「綴る秘め恋」が割と好きな感じだった。12 ページなのでまあ短いんだけれど良い。キャッキャもウフフもあんまりないけど、


という感じ(???)。
水瀬るるう先生の「風邪、その後に」もよかった。こっちは 26 ページと長い。友人との関係(に限らず恋愛関係以外の関係)を壊さないようにするお話は食傷気味で、そういうのって大体綺麗な部分だけ書かれてて、ちょっとなあと思うわけなんですが…これはそんなでもなくて、まあ下心が徐々に抑えられなくなっていく感じで、その辺の描写が丁寧だなあと思った。26 ページもあれば丁寧に描けるよというのはそうかも…
飴沢狛先生の「離れられない世界」は今時珍しくトーンなしで絵柄もカワイイなのがよかった、というか多分この人の絵どこかで見たことある。話は姉妹物でガチシスコン妹が姉を手放せなくて姉も妹を手放せない…というまあ 12 ページだしな…カワイイので良いです。
やまもとまも先生の「嘘つきシガレット」。絵柄以外の作風が百合姫のちさこさんと完全に被ってて面白かった(なにそれ)。

dolce due。この前同僚に借りて読んだんだけれど感想文書いてなかった。
また百合原明先生の「夢見るシザンサス」。エッその締め方勿体無いエーッみたいに最初は思ったけどまあこういうのもいいかも…でもやっぱり少しは本人の前でもうちょっと揺らいで欲しかった。ここだっていうところで肩透かしくらいと矢張り悲しい。
またまた飴沢狛先生の「キスしちゃって!」。本編は比較的どうでもよくて兎に角妹ちゃんがクズい…
ひげなむち先生の「こたつねこ」は「風邪、その後に」と同じような話といえばそうなんだけれど、最後の 1 ページが大変良い。
Peg 先生のフレルマインド。例によって話は短いのでアレなんだけど、兎に角手が、手が、手が…指が!安直に言語化しないのは基本だと思うんだけれど、これも、


という感じ(????)。

黒霧操先生の茜色コンフィチュール。百合姫一月号のメタモルノイズが好きな感じだったので乞食リストに追加した覚えがあるんだけれど、肝心のメタモルノイズは収録されていないのだった。
「金星の彼女」。作中に夢野久作の火星の女が出てきたのでよく覚えている。しかし話し自体はそこまで面白くないという…残念。どうせ火星の女出すんなら、もっと他の話と同程度には鋭い何かを仕込んでおいても良かったんじゃないかな、というかボクはそうだといいなと思いました(趣味)。
「零れ桜」。話の落とし方と背景が百合姫三月号の「散華ノ傷跡」にかなり近くて、まあこんなかなあというところ。
「in the closet ...」。ボクの趣味にドンピシャですねはい、良いと思います。良いと思います。リカさんが本当に見なかったのかどうか、最後にどちらとも取れるような描写をちょこっといれておけば完璧だったと思うんだけれど、趣味なので良いのです。というかリカさんは結局見てないってことでいいのかな。全体通してみると明らかに見てないという方向で話進めてるしそうなんだろうけれど、描き方の都合で実は見てましたとも取れるみたいになってて、でもこれは意図的なものではないんだよな多分…と思うと矢張りちょっと残念だけれど、趣味なので良いのです。
「シガレット≠チョコレート」「茜色プロムナード」。後者は書き下ろしの前者の後日談。これもまあこんなかなくらい。
「溺れる金魚」。百合姫で読んだときに最後の大ゴマが印象的で覚えていたけれど、矢張りそこまでがイマイチかなあと思う。単純に長いのもあるのかなあ。こういうのは 1 から 10 まで丁寧に描いちゃうと、立たせたいものが立たないというか…でもこれも趣味なのでまあ大体よいのです。
あとがきで夢野久作を一番好きな作家といってたり少女 + 病的ってとっても惹かれますとか書いてあったので今後も楽しみですね???でも絶対そっち方向だと売れないですね???なんて世の中だ…

あと腰痛・頸肩腕障害の治療・予防法を買って貰ったけれどまだ一章の途中までしか読めていない。「治療」の部分に期待したいけれど、効果的な治療法が分かってるならこんなに苦労してないよなと思うので、あまりそこまでの期待はしていない。

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