2015年8月1日土曜日

帰省

している。

祖父が前立腺癌(骨にも見つかってる)で入院していたのは六月のことで、今は自宅に帰ってきている。すっかり痩せてしまって、「(ボクの名前)より痩せてしまった」なんていわれたけれど、見た感じではボクのほうがまだ痩せている。病人 of 病人みたいな祖父より痩せてるのはどうなのかと思うので、散歩の回数を増やしたい。

すっかり弱気になってしまっていて、四日に帰ってくる弟とも会えればもう十分なんて言っているので、簡単に死なれちゃ困ると言っておいた。寧ろ簡単には死ねないから人間は難儀なのだ。その割りに皆すぐ死ぬので世の中よくわからない。学生時代の同期は知ってるだけでも六人死んだ。多分知らないだけでもっと死んでる。

骨に転移してる以上はもうどうしようもないし、痛みも出るはずだけれど、今のところ痛みはないらしい。しかしそうでなくとも、糖尿に心臓に肩の怪我にと悪くないところのほうが少なそうな人なので、辛くないわけがない。

死んでほしくはないけれど、ああなってまで生きないといけないというのは辛いことだと思う。意識もはっきりしているしボケてもいない。なんなら特に悪いところのない祖母のほうがボケている。母はいっそボケてれば楽だったのにといっていた。まあそうかもしれない。

ボクはまだ健康なほうなんだろう。

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