2013年8月14日水曜日

りりかるゴロー、ラーメンを食べるの巻

デス小岩に「味源 伝統」という大変気になるラーメン屋さんができていたので、いってきたのだ。

味源というと、社会人一年目の頃に、週に一度は神田店に通っていたお店で、大変に思い入れのあるラーメン屋さん。ところがこっちは「伝統」なんて postfix がついている。ノレンわけか、インスパイア系か、なんであれ兎に角気になるので入ってみた次第で…

注文したのは勿論味噌オロチョン。神田店の味噌オロチョンは、まず野菜をいためるところから始めるのだけれど、注文してから一向に野菜を炒める音が聞こえてこない。これはちょっと…と思っていると、存外早くラーメンが出てきた。麺の上には刻んだだけのネギとわかめ。これは違うなあ、と食べる前から残念な気持ちになった。

スープを麺に絡めて一口、まず辛くない。これについては辛さの指定ができるというのを見落としていた自分の落ち度もあるけれど、辛さの指定ができるというのはスープに何かしらの辛いものを適当な量突っ込むだけで作ってますよということであり、その、なんだ。これ以上はいうまい。辛さだけではなく、野菜の甘みもない。ベースの味噌も、なんともいいようのない普通の味噌味。味噌オロチョンというと、味噌の味はするのにしっかり辛く、それでいて何故か甘くまろやかという、謎物体のはずなのだけれども…そして麺、これも神田店とは違った。それ以上は別段感想もない。視力が悪くてよく見えなかったけれど、そもそも積んである麺が入ってるっぽいダンボールからして違っていたので、麺が違うというのは食べる前から分かっていたことではある。というか神田店は確かダンボールではなく木箱…野菜は前述のとおりで、もやしも炒められておらず、たまねぎなど入ってすらいなかった。メンマは普通。最後にチャーシュー。ボクがチャーシュー好きでないというのもあると思うけれど、はっきりいってまずかった。見た目にもまずそうだった。業務用の普通にチャーシューかなあ。
そういえば、半ライスがサービスでついてきたのだけれど、若干冷めていた。嫌がらせか。

神田店の味噌オロチョンが 950 円なのに対して、デス小岩の味源 伝統の味噌オロチョンは 850 円。量にしても味にしても、大した期待はしていなかったのだけれど、神田店と比べるまでもなく残念な気持ちになる程度のラーメンだった。これなら、少し歩いたところにある次郎クローンインスパイア(次郎クローンではない、次郎クローンもあるので注意したい)のほうが、安くて量も多くておいしい。とはいえ、味噌ラーメンのお店は貴重なのだけれど…

恐らく二度と行くことはないだろう。おいしければ味源との関係とかを店員さんに聞こうかとも思っていたのだけれど、そんなわけがなかったのだ。

おいしくなかったということを書き綴って疲れるなんて馬鹿げていると思いながら、筆を置く。しかし少し疲れているのはタイピングしたからというだけではないと思う…こう、気持ちがね…悲しいじゃないですか…

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